ボウマンFRB理事、米国債市場における流動性の重要性を強調
(ブルームバーグ): 米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は、米国債市場が十分な流動性を確保することの重要性を指摘した。
ボウマン理事は10日、テキサス州アーリントンで講演。事前に配布された原稿によれば、「流動性は市場が効率的に機能する上で不可欠だ。とりわけ米国債市場の流動性は、米国ならびに世界の金融システムにおいて極めて重要な役割を担っているという点で非常に重要だ」と述べた。
理事はまた、2019年のレポ危機など金融ストレスのイベントにより、「米国債市場の強靱(きょうじん)性を巡る懸念が強まった」と指摘した。
原題:Bowman Stresses Importance of Adequate Treasury Market Liquidity(抜粋)
--取材協力:Steve Matthews.
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Liz Capo McCormick