【尼崎ボート 第34回グランドチャンピオン】平本真之 スリット後手のピンチしのいで予選突破
<尼崎29日10R準優勝戦>尼崎ボートのSG「第34回グランドチャンピオン」は予選最終日となるシリーズ4日目が行われた。 3日目終了時点で得点率15位タイにつけていた平本真之(40=愛知)は4日目2Rで3着。そのまま15位をキープし、準優勝戦進出圏内を守り切った。 その2Rは3コースからコンマ23の6番手スタート。苦しい隊形だったが、外3艇の攻めを封じる1コーナー外マイで3着に入った。 「スタートの起こしで鳴いてしまった。でも、直線を底上げできていたので(外3艇に)伸び切られなかった」。まだ課題はあるものの、舟足は確実に上昇カーブを描いている。 5号艇で出走する29日の準優勝戦10R。「どの足を求めるかは5日目の朝に乗って決めます。ただ、暑くなった方が調整を合わせやすいと思うので気温が上がってくれるのはいい」 レース場がある兵庫県尼崎市は気温が前日と比較して4度前後、上昇する予報。気象条件を味方に、3月の戸田クラシックに続く今年2度目のSG優勝戦進出を狙う。