ダービー敗戦のトッテナム指揮官「相手より多くのチャンスを作った。だが、それだけでは無意味だ」
トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、15日に行われたプレミアリーグ第4節アーセナル戦を振り返った。同日、トッテナムのクラブ公式サイトがコメントを伝えた。 【試合ハイライト動画】トッテナム 0-1 アーセナル トッテナムは64パーセントのボール保持率でアーセナルよりも多くのチャンスを作り、シュート数は倍以上の「15」本を放ったが、決定力に欠いてゴールが遠かった。64分にセットプレーから失点を喫し、ノースロンドン・ダービーは0-1の敗戦となった。 ポステコグルー監督は試合後、「言うまでもなく残念だ。私たちにとっても、サポーターにとっても大事な試合であり、勝てなかったこと、負けたことは辛く痛みを伴う」と、悔しさを露わにした。 ポステコグルー監督は「今年の他の試合とよく似ている。私たちは試合をコントロールし、正しいエリアでプレーしてきた」と、内容面では一定の手応えを示したが、結果が伴わなければ意味がない。「ただ、ファイナルサードでのプレーが上手くいかなかった。良いチーム相手に、良いチャンスもあったし、もっと良いチャンスを作る機会もあったのに。そしてセットプレーでスイッチを切ってしまい、その代償を支払うことになった」と、チャンスをモノにする決定力を今後の課題に掲げた。 「この試合に関しては自業自得だと感じる。そして当然、望むもの(勝利)を手に入れるためには、もっと多くのことをする必要がある」 「この4試合すべてにおいて、私が望むような形で支配し、試合をコントロールし、相手よりも多くのチャンスを作ってきたことは間違いない。だが、実際に(得点まで)成し遂げなければ、それだけでは無意味だ。そして、私たちはもっと上手くやらなければならない」 開幕4試合で1勝1分2敗のトッテナムは、18日にカラバオ・カップ(リーグ杯)3回戦でMF坂元達裕が所属するコヴェントリーと対戦。21日にはプレミアリーグ第5節でブレントフォードとのホームゲームを行う。
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