巨人・浅野翔吾、来季70打点が目標 24日に20歳誕生日も「お酒はオフ日とかに」 年俸1800万円で更改
人生の節目を前に、野球第一を宣言した。巨人・浅野翔吾外野手(19)が22日、東京・大手町の球団事務所で契約交渉に臨み、570万円増の年俸1800万円で更改。20歳の誕生日を24日に控え、「いろんなことが解放されると思うが、そっちに走らず野球を優先にしたい。お酒はオフの日とかに」と口元を引き締めた。 【写真】菅野智之に謝罪し、ペシっと頭をたたかれる浅野翔吾 香川・高松商高を出て2年目の今季は40試合に出場して打率・240、3本塁打、18打点。8月中旬から右翼に定着し、リーグ優勝に貢献した。未成年のためビールかけには参加できず、チームでただ一人炭酸水を浴びた。「楽しそうだった。来年は自分もそこに入って一緒にやりたい」と連覇を誓った。 来季の目標には70打点を掲げた。「打つだけが野球じゃないと桑田(2軍)監督のもとで学んだ。打つ方向であったり、こだわってやりたい」。設定した数字については「1軍に定着しないとそこまでいけないと思う。そういう意味を込めて、ちょっと高めに」と自らにハッパを掛けた。 オフは単身でトレーニングを行い、精神も鍛える。「どれだけ妥協せずにできるか。気持ちの面を強くするため」と浅野。自らを律し、年間通して1軍で戦い抜く力をつける。(原田優介)