リトアニア貨物機墜落 警察「恐らく技術機欠陥か人為的ミス」 テロも「排除できず」
バルト三国のリトアニアの空港近くで貨物機が墜落し、乗組員1人が死亡、3人がけがをしました。 リトアニアの首都ビリニュスの空港近くで25日朝、ドイツのライプチヒからビリニュスに向かっていた貨物機が墜落しました。 地元メディアは貨物機は住宅の中庭に墜落し、乗っていた1人が死亡、3人がけがをしたと伝えています。 墜落の後、住宅は炎上しましたが、住人13人は避難し、けがはないということです。 この便は物流大手「DHL」の委託を受けたスペインに本社を置く「SWIFTAIR」が運航していました。 地元警察は「墜落は恐らく技術的な欠陥か、人為的ミスによるもの」という見方を示しましたが、テロの可能性について「排除できない」としています。 DHLを巡っては、ドイツのライプチヒやイギリスのバーミンガムの倉庫で国際小包が出火する事件が確認されています。 こうしたなか、ポーランドの検察が爆発物が入った小包を宅配業者を通じてイギリスなどに送った疑いで4人を拘束するなど、西側諸国の捜査機関などが国際小包を用いたテロに警戒を強めています。
テレビ朝日