広島商が決勝へ 岡山学芸館に競り勝つ 高校野球秋季中国大会
高校野球の秋季中国大会は3日、島根県立浜山公園野球場で準決勝があり、広島商(広島1位)が岡山学芸館(岡山1位)に6―3で競り勝ち、3年ぶりに決勝に進んだ。広島商は4日の決勝で米子松蔭(鳥取2位)と対戦する。 秋季大会の結果は、来春の選抜大会の出場校を選考する際の資料となる。中国地区の一般選考枠は2。【深野麟之介】 ◇広島商・荒谷忠勝監督 初回も暴投から3点をもらった形でしたけど、そこから(相手先発の)青中(陽希)君もよく投げていた中で、九回(の捕逸)は大きかったですね。 <我慢強い試合運びだった> この子らがようやったと思いますね。岡山学芸館とは練習試合もよくやらせてもらって、非常に良いチーム。よく辛抱してやってくれた。選手に助けてもらったかなと思います。 今大会を見ても、(決勝で対戦する)米子松蔭にしろ、岡山学芸館にしろ、確実に1点を取る、1点を守り切るスタイルのチームが上位に残っているのは励みになります。低反発バットに変わり(僅差の試合が増え)監督ももっと頑張らないと。今日も、もう少しベンチから指示を出せた場面はあったのかなと思います。