30代、病気療養で3年ほどブランクがあり、なかなか正社員になれません。非正規職も視野に入れるべきでしょうか…。
非正規雇用として働く選択肢
もちろん、パート社員やアルバイトが悪いというわけではありません。非正規雇用にはメリットもあります。 まず、正社員に比べて柔軟な働き方がしやすい点がポイントです。「子どもの学校行事で土日に休みたい」など、正社員より融通が利きやすい傾向があります。 また、パート社員やアルバイトでも賞与やインセンティブを支給している会社もあります。求人を探す際は待遇をよく確認しましょう。 プライベートと仕事を両立させたいのであれば、パート社員やアルバイトもおすすめです。今後の健康状態が気になるのであれば、非正規雇用で無理なく働くのも一つの手でしょう。 とはいえ、非正規雇用は収入が安定しにくく、正社員と比べると生涯賃金は1億円以上違うともいわれています。また、非正規雇用の場合、雇用期間に定めがあり、不安定であることもデメリットだといえるでしょう。 メリット、デメリットを把握したうえで、非正規雇用を視野に入れるのか検討するとよいでしょう。
自分に合った働き方が大切
ブランクがあっても働ける仕事はたくさんあります。正社員でも非正規雇用でも働くことに変わりはありません。ブランクを経て仕事を探す際は、自分がどんなことをしたいのか、働く上で何を一番重視するのかをもう一度考えてみましょう。 ブランクがあるからといって後ろ向きになるのではなく、今の自分にはどんなことができるのかと前向きに考えるのも採用されるポイントの一つです。自分に合った働き方を探しましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部