「代表選は内輪のもの」元衆院議員・豊田真由子が立憲民主党の代表選に期待することとは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年8月3日に公開された動画のテーマは「自民党から見た立憲民主党代表選」 元衆院議員の豊田真由子氏は、「代表選は内輪の話でしかない」と断じます。政権交代が起こりうる野党として切磋琢磨し、国民に期待される党になってほしいし、国民も評価基準をアップデートするべきと厳しく、熱く語ります! 【このトピックのポイント】 ・政権交代がちゃんと起きる政党になれるのか? ・誰がなるかより何をするか?立憲民主党ならではの難しさも? ・代表選は内輪の話。国民をしらけさせないか?
政権交代が起きるという緊張感に期待したい
立憲民主党の代表選の注目ポイントは?という質問に、豊田氏は、少し角度を変えたところからお話を始めました。 それは、政権交代が起きるという緊張感が政治の質を高めるというもの。 アメリカやイギリスのように、本当に政権交代が起こりえて、それぞれの党が政権を担う責任と実力を兼ね備え、常に切磋琢磨する状況が必要だと訴えます。 豊田真由子氏「これだけいろいろなことがあっても政権が変わらないと思っているから、やり過ごせばなんとかなるって思ってしまうわけじゃないですか」 豊田氏「ここまで国民に不信感をもたれてしまったら、下野するんだ、政権交代されるんだって、全然覚悟や改め方が違うんだと思うんですよ」 「日本の政治の不幸、国民にとっての不幸は、政権交代で政治がよくなっていく力学が働かないことだなあと思う」とつぶやく豊田氏。 ご自身は自民党で衆院議員を務められましたが、野党に対しても「野党に任せてみようと思われる、信頼される党になろうと思ってがんばることが絶対に必要」と訴えます。 豊田氏「誰が代表になるかも大事なんだけど、どういう政党として活動をして、きちんと政策にも寄与して国民の役に立つ政党になるかを、切磋琢磨して考えるようにしないと。政権は、取るぞといったから取れるものではない。与党がダメでも野党もダメだと思われるから政権交代が起こらない」 代表選や総裁選の実施方法についても語られます。 MC伊藤由佳莉「代表選や総裁選は、党の方たちで投票されるから」 豊田氏「そうなの!オーソライズを経たからといって、国民はあなたやその政党を支持しているのとは全然話が違うのよ、ということ」 しばしば、代表選を「選挙の顔として勝てる人」という観点で選びますが、所詮は党内の力学によるものにすぎず、国民の支持ではない、という視点を意外と忘れがちだと指摘します。