【ラグビー】D2首位の愛知が雷雨による不運で今季初黒星、浦安と東葛は3勝目。D3では広島が逆転勝ち。
リーグワンのディビジョン2は1月13日に第4節の2試合がおこなわれ、3チームが3勝1敗で並んだ。 千葉・ゼットエーオリプリスタジアムでは、2勝1敗だった浦安D-Rocksが首位の豊田自動織機シャトルズ愛知に今季初黒星をつけた。試合は雷の影響で47分間しかプレーできず、シャトルズにとっては不運な結果となった。 D-Rocksは前半18分にPR竹内柊平がラックから持ち出して前に空いたスペースを抜け、先制。一方のシャトルズは30分、相手のノックオンで攻めに転じると、SOフレディー・バーンズがショートパントを自ら確保して力走し、サポートのCTB松本仁志につないでトライを奪い返した。両チームともコンバージョン成功で7-7となった。 しかし、リスタートのキックオフボールを確保して攻めたD-Rocksに対してシャトルズの反則があり、D-RocksはCTBオテレ・ブラックのペナルティゴールで勝ち越しに成功。 そして後半8分、雷雨により試合は中断となり、話し合いの結果、試合再開の目途が立たないため終了が決定(試合47分で成立)。10-7でD-Rocksの勝利となった。
大阪・ヨドコウ桜スタジアムではNECグリーンロケッツ東葛が3勝目を挙げた。同じく2勝1敗だったレッドハリケーンズ大阪と対戦し、48-13で制した。 グリーンロケッツは序盤、NO8アセリ・マシヴォウ、FBレメキ ロマノラヴァ、CTBマリティノ・ネマニと連続ゲインでSHニック・フィップスがフィニッシャーとなり、先制。 その後、逆転を許したが、5-6で迎えた32分にはドライビングモールで得点し、前半最後にはCTBネマニがパワフルな走りで次々とタックルを破りトライゲッターとなった。 17-6で折り返したグリーンロケッツは、後半11分にスクラムからのアタックでゴールに迫り、FLヴィリアミ・ルトゥア・アホフォノがフィニッシュ。その後も4トライを追加し、大勝でボーナスポイントを獲得している。