かんぽ生命の不適切契約問題 日本郵政らが会見(全文3)情報が上がっていなかった
かんぽ生命保険で顧客に不利益となる不適切販売が発覚した問題で、日本郵政、かんぽ生命、日本郵便の3社長は30日午後、記者会見を行って実施中の顧客への調査結果について中間報告を行った。 【動画】かんぽ生命の不適切契約問題 日本郵政グループが中間報告を公表 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは、「かんぽ生命の不適切契約問題 日本郵政グループが中間報告を公表(2019年9月30日)」に対応しております。 ◇ ◇
報告書の分析をどう受け止めるのか
読売新聞:読売新聞の【ヨネザワ 00:40:59】です。2問か3問、よろしくお願いします。まず1点目。特別調査委員会からの報告書についてなんですが、こちらの要因のほうの説明の第6の5ですね。経営層への報告等の過程で当該問題に関する情報が希薄化、矮小化されていたというふうな原因の想定として分析があります。この点について、どのように受け止められているのか。また、こういうことをしたのはどういう部署の人たちだったのか。その点についてお考えを伺いたいと思います。 長門:まだ先方とお話ししてませんので詳細は分かりません。ただ、ごめんなさい、何ページを今おしゃってらっしゃいます? 読売新聞:11ページ。 長門:11ページ。これ【キュウ*ホンナンノ 00:42:07】。不正募集の話? 第8ですね。 読売新聞:いえ、第6の5番になりますか。 長門:何ページ? 11ページ? これか。この保険募集に関するコンプライアンス体制に関する要因、第6の、次のページの上の5番? 読売新聞:そのとおりです。 長門:失礼しました。これ不正募集の話。 植平:すいません。まだ特別調査委員会の方々と詳細な意見交換、やり取りの場が持たれてませんので、この内容だけで確たるちょっとご返事ができるかどうかあれですけれども、現場第一線で起こっている状況、われわれはこれまでもお客さまからいただいた苦情を把握をし、その苦情に対して募集人の、それからお客さまのご意見を聞きながら、事後的な処理として何が最適な処理であるかという取り組みをずっとしてまいりました。そういう中で、募集上の品質面でのいろんな諸問題というものも、これまで把握をしてきたつもりでおりましたけれども、今回の一連の問題等も含めまして、まだその情報感度が必ずしも十分でなかったという点について、大変深く反省をしております。 そういう観点も含めまして、現場第一線で生じている問題を正確に把握をするという点についての反省点が多々あるという部分のご指摘であろうかというふうに思いますけれども、もう少し深度ある議論をさせていただきながら、その真意もしっかり把握をしながら対応をしていきたいというふうに思います。