宮崎市の「巨大生物」その全貌が明らかに "外来種"か?「何も悪意なくここにたどり着いて、自分の力で生き延びている」【MRTニュース2024を振り返る】
(渕 雅顕 記者) 「ちなみにきょうはまたスッポンのことで来まして」 (大淀川学習館 濵田洋輔さん) 「もしかして、あのスッポンですかね…」 (渕 雅顕 記者) 「反響がありまして」 (大淀川学習館 濵田洋輔さん) 「(動画が)1000(回)再生くらいと思っていたら、もっと見てもらえたみたいで大変光栄」 (渕 雅顕 記者) 「そんな先生に、きょうは、また見てもらいたい映像がありまして」 (大淀川学習館 濵田洋輔さん) 「はい、わかりました」 ■どこから来たスッポン? 濵田さんに動画や写真を確認してもらった。 (渕 雅顕 記者) 「こちらの映像なんですけど」 (大淀川学習館 濵田洋輔さん) 「大きい!改めてみると」 (渕 雅顕 記者) 「やっぱりスッポンで間違いない?」 (大淀川学習館 濵田洋輔さん) 「そうですね。スッポンで間違いない」 スッポンであることは間違いないようだが、どうやら外来種の可能性があるようだ。 濵田さんに在来種のスッポンを見せてもらったが、やはり大きさが段違い。 では、どこから来たスッポンなのだろうか? (大淀川学習館 濵田洋輔さん) 「気になるのが、甲羅の前の部分にボコボコとイボみたいなのがある。これは日本のスッポンには見られない特徴。本物をしっかりみて判断するというのが本来断定できる同定の方法だが、見る限りでは、フロリダスッポンとかアメリカスッポン系の仲間ではないか」 ■生き物自体は何も悪意なくたどり着いて、自分の力で生き延びている メスでは甲羅が60センチ程度にもなるフロリダスッポン。 以前からペットショップなど国内の市場でも流通しているが、ため池などに放たれると、生態系に大きな影響を与える可能性もある。 濵田さんは、飼育ができなくなった場合、捨てることなく自治体などに相談してほしいと訴える。 (大淀川学習館 濵田洋輔さん) 「生き物自体は何も悪意なくここにたどり着いて、自分の力で生き延びているところで、飼育していた人間がちゃんと責任をもって育てる。最後まで責任を持って飼えるかどうかというところを判断するのが大事だと思う」
※MRTテレビ「Check!」3月28日(木)放送分から
宮崎放送