【疲れやすい、太りやすい、むくみ】3日で毒をだし切るための「腎臓解毒スープレシピ」
体の“毒だし”は腸活して便秘改善がいちばん!と思っていない? 腸も大事だけど、実は腎臓こそ毒だしの要。腎臓の底知れぬパワーを知り、腎臓のケア法をとり入れて、この冬こそ毒をだし切って体スッキリ!
私が教えます!
大野沙織さん 鍼灸師 鈴木きよみさん 足裏研究家
食で毒だし、腎臓解毒スープ
腎臓を強くするためにやるべきは、食事の見直し。東洋医学的な観点から腎臓を元気にしてくれる食材を使った簡単スープで体をデトックス。
体の毒をろ過する腎臓は元気のみなもと的存在
腎臓と毒だしの深い関係とは? 大野沙織さん 腎臓は血液に含まれる老廃物=毒をろ過し、水分の排出を促して体の中をキレイにする働きがあります。東洋医学では気のめぐりをよくし、元気のみなもとともいわれるほど大事な臓器。腎臓の働きが悪いと、老廃物が血液に運ばれて全身をめぐり、慢性のくすみや疲れの原因に。弱った腎臓を活性化するには腎臓にいい食材をとること。素材の栄養を無駄なくとれるスープがおすすめです。
腎臓解毒スープのとり入れ方
1 皮ごと食べる 野菜は皮に栄養がたっぷり含まれている。汚れが気になる場合は、たわしでゴシゴシ洗って汚れを落とし、できるだけ皮ごと食べよう。 2 3日間、夕食だけ替えてみる 食べすぎた翌日は3食スープだけにするプチ断食を。それがちょっとつらいと思ったら、夕食を3日間、スープに替えてみよう。 3 たくさん作って作り置きする 何食分か作り置きをして、小分けで冷凍しておけば帰宅後に作る手間がはぶけて、食べたいと思ったときにすぐ食べられる。
野菜の旨味がじわ~と体に染みる 腎臓解毒スープ
材料(作りやすい分量) にんじん…1/2本(いちょう切り) 大根…110g(いちょう切り) ブロッコリー…1/2株(小房に分け、茎は小さめに切る) たまねぎ…1/2個(2cm角に切る) かぼちゃ…150g(1.5cm角に切る) ミニトマト…6個(ヘタをとる) なす…1本(半月切り) 蒸し大豆…50g まいたけ、しめじなどのきのこ類…80g(ほぐす)オリーブオイル…大さじ1 水…400ml 天日塩(海水を自然乾燥させた塩。塩化ナトリウムを精製した食塩は腎臓の負担になるのでNG)…小さじ1 作り方 (1)すべての野菜を皮ごと切る。 (2)フライパンにオリーブオイルをひき、(1)を入れて、中火で軽く炒める。 (3)(2)に天日塩を加えて混ぜ、軽く炒める。 (4)水を注ぎ、ふたをして約20分野菜がくたっとするまで弱火で煮る。 撮影/市谷明美 イラスト/てぶくろ星人 取材・文・構成/山本美和 Edited by 岡部 奈央子
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