アジア最上位を争う中国が猛追!「0.07」差と肉薄する日本に韓国戦で求められるのは? 【女子バレー】
バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)は日本時間6月11日、1次リーグ最終週の初戦4試合が行われ、中国(世界ランク7位)がブルガリアと対戦して3-0のストレート勝ちを収めた。 【動画】海外メディアも興奮!女子バレー日本代表がドミニカ共和国に勝利した瞬間 日本(世界ランク6位)は中国とパリ五輪出場をかけてアジア最上位を争っている。中国はこの日の勝利で3ポイントを獲得し、世界ランクでも1.98ポイントを上積みした。世界6位日本との差を0.07ポイントとし、猛追してきた。 中国メディア『新浪体育』は、香港大会の初戦に勝利したことについて「今大会で最下位のブルガリアと対戦し、格上の中国女子バレーボールチームは3セットで勝利し、大会3週目の開幕戦で勝利することに成功した」と伝えた。 また、「おめでとう、勝つのは良いことだ。弱いチームであろうと強いチームであろうと、我々は(次戦の相手)ドイツと戦って勝って五輪に出場するだろう」と、中国ファンの声も紹介している。 一方、日本は本日12日に福岡で格下の韓国との対戦を控えている。今大会は、ポイントが対戦チームのランキングとの比較、試合結果のセットカウントによって変動幅が決まっていく方式となっている。 相手の世界ランクが格下の場合、ストレート勝ちでなければ多くのポイントを獲得することはできないため、中国の猛追を振り払うためには、ストレート勝ちが必要だ。 もしも敗れてしまうと大幅に減点となってしまうため、油断はできない。日本にとって今日から始まる4試合が、パリ五輪への切符をつかむための正念場となる。 なお、パリ五輪出場の条件は以下の1~4となっている。 1.開催国(フランス) 2.五輪予選の6枠(トルコ、アメリカ、ブラジル、セルビア、ポーランド、ドミニカ共和国) 3.アジア・アフリカの世界ランク最上位 ※各1枠 4.1~3を除いた世界ランク上位3チーム ※世界ランクは予選ラウンド終了時 [文/構成:ココカラネクスト編集部]