ハマス人質解放に報奨金 元実業家、1人1500万円
イスラエルの元実業家が、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスの拘束下にある人質を解放した人に、人質1人当たり10万ドル(約1500万円)の報奨金を払うと呼びかけた。イスラエル軍が16日にハマスの最高指導者シンワール氏を殺害したことをきっかけとして「前向きな展開につなげたい」と話す。 元実業家は、炭酸水を作る装置のメーカー「ソーダストリーム」の元最高経営責任者(CEO)、ダニエル・ビルンバウム氏(62)。知人がハマスの人質となって死亡しており、シンワール氏の殺害で「報復として戦闘員に殺されてしまう人質が出てくるのではないか」と懸念を強めた。