東北の陸自で隊員12人懲戒処分 現金、靴盗んだ3人は免職
東北の陸上自衛隊で26日、懲戒処分が相次いだ。青森、宮城両県の3駐屯地は、それぞれ同僚の現金や靴を盗んだ陸士長らを免職にしたと発表した。秋田県でも後輩に暴行した3等陸曹が停職2カ月となるなど、3県で計12人が処分を受けた。 青森駐屯地によると、第5普通科連隊の男性3等陸曹(36)=免職=は、2023年1月に寮内で後輩の財布から2万円を盗んだ。 弘前駐屯地の第39普通科連隊に所属する20代男性陸士長=免職=は、21年3月に居室で同僚の財布から1万円を抜き取った。 宮城県では、大和駐屯地の第22即応機動連隊の20代男性陸士長=免職=が、同僚のスニーカー(1万3千円相当)を窃取した。