【フェンシング全日本】パリ銀の山田優が優勝「次は2年後のアジア競技大会で優勝する姿を見せたい」
◇第77回全日本フェンシング選手権大会 男子エペ(14日、沼津市) パリ五輪の代表メンバーが集う第77回全日本フェンシング選手権大会が、静岡県の沼津市で開催。男子団体エペ銀メダルメンバーの山田優選手が優勝を飾りました。 山田選手は準決勝でジャンプして相手の背中を突く技や、しゃがみ込んで足元を突く技を成功させ勢いに乗ります。決勝でも走り込みながら相手を突く技などを成功させ、メダリストとしての貫禄を見せました。 パリ五輪で史上初となる個人金メダルを獲得した加納虹輝選手は今大会を欠場。山田選手は「優勝してうれしいが、加納虹輝選手が出場していて優勝できたらもっとうれしかった」と話します。「加納選手に勝って、初めて日本チャンピオンとなれる。ここが終わりではなくて、切り替えて来年にむけて頑張りたい」と次の戦いに目を向けます。 今後の目標は「2年後のアジア競技大会が名古屋である。地元が三重県鳥羽市で応援に来やすい場所だから、たくさんの人に今日のように優勝する姿を見せたい」と話しました。