富士通・宮沢夕貴「一瞬一瞬を勝ち切る」 デンソー・高田真希「全てで上回る」 13日開幕・Wリーグ決勝へ抱負
バスケットボール女子Wリーグのプレーオフ決勝は、13日から東京・調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで行われる。レギュラーシーズン1位の富士通と同2位のデンソーが2戦先勝方式で対戦。12日は両チームの主力選手が試合会場で会見した。 富士通は16年ぶりの優勝を目指す。今季アシスト女王・町田瑠唯はデンソーについて「レギュラーシーズンで当たった時よりもチームとしてすごいレベルアップしている。隙のないチームだなという印象」と警戒。主将の宮沢夕貴は「ここまで来たら気持ち。1つのルーズボールとかリバウンド、一瞬一瞬を勝ち切る。3点シュートが武器で相手もそれを止めにくると思うけど、そうやって守られた時にも得点できるのが今年のチーム」と自信を見せた。 一方のデンソーは、初優勝と全日本選手権との2冠が懸かる。主将の赤穂ひまわりは「(富士通は)スタート5人の爆発力、試合の入りが強い印象。起点になる町田選手を警戒したい」と表情を引き締めた。2年連続でレギュラーシーズンMVPに選ばれた高田真希は「ちゃんとやれば、自分たちの方が上だと信じている。それぐらい自分たちに自信を持てるような練習をしてきたので、全てで上回りたい」と力強く語った。
報知新聞社