荒行100日間完遂、身照寺(花巻)副住職が帰山 住民に成果伝える
宮沢賢治の菩提(ぼだい)寺である花巻市石神町の身照寺(牛崎海秀住職)は24日、2度目の荒行を終えた牛崎海瑛(かいえい)副住職(30)の帰山奉告式を行い、住民や檀信徒(だんしんと)らに成果と感謝を伝えた。 約200人が見守る中、荒行を共にした青森県や東京都などの修行僧6人と共に、寒水を浴びる「水行」で身を清めた後、本堂で経を読んだ。 牛崎副住職は昨年11月1日から今月10日まで、千葉県市川市の大本山正中山法華経寺で100日間、日蓮宗の荒行に参加した。毎朝2時の起床と1日7回の水行、朝夕2回の白かゆの食事などの厳しい修行で約10キロ減量した。