天国の祖母に「ごめんなさい」 はがきコンクール、高知・後免町
高知県南国市後免町の地名にちなみ、これまで言えなかったおわびの言葉をつづる全国コンクール「ハガキでごめんなさい」の受賞作が20日、発表された。ペンネーム「宇久修一」さんが祖母に冷たく接したことを謝罪した作品が大賞に選ばれた。 宇久修一さんは中学生の時、親に代わり育ててくれた祖母に運動会に「見に来ないで」と伝え、お弁当を届けてくれた際も嫌な顔で追い払うように帰らせたという。大きな字で「ばあちゃん本当にごめんなさい」と締めくくっていた。 優秀賞には埼玉県のペンネーム「ありん子」さんが、夫がシャワーを浴びている間にこっそりビールを飲んでいたことを謝った作品など6点が選ばれた。