阪神・豊田寛、鳴尾浜で自主練習「けがをせずアピールできたら」
阪神・豊田寛外野手(27)が12日、鳴尾浜で自主練習を行い、〝昭和流〟継続で来季に臨むことを明かした。 「今年は全然ウエート(トレーニング)をやらずに一年間やってみて、すごい良かった。大きなけがもなく一年間初めて終われた」 球場外周に飛び出し、師走の冷たい空気を切り裂きながら約30分かけてランニング。元々ウエートはしていたが「柔軟性を意識してやっていきたい」と、自重トレを最優先に考えている。 今季は1軍で11試合に出場し、プロ初安打をマーク。2軍戦では90試合で打率・294、2本塁打、41打点を残し、秋季キャンプではMVPに選ばれた。「ありがたい。ムダにせず、けがをせずアピールできたら」。しなやかな体を生かし、ブレークの2025年にする。(上阪正人)