「ふりがながあれば」原爆資料館《展示更新ワークショップ》に向け城山小の5年生が見学 長崎
長崎放送
再来年度以降に予定されている長崎原爆資料館の展示更新に向けた取り組みの一環で、18日長崎市の小学生が資料館の展示室を見学しました。 【写真を見る】「ふりがながあれば」原爆資料館《展示更新ワークショップ》に向け城山小の5年生が見学 長崎 見学したのは長崎市立城山小学校の5年生、およそ80人です。 長崎市平和推進課 学芸員 後藤杏さん: 「展示の中身が開館時から大きく変わってません。開館した時に比べて戦争を遠い時代だと感じる人たちが多くなってきました」 長崎市は再来年度以降、原爆資料館の展示更新を予定しています。市は展示更新に子ども視点の意見を取り入れようと、19日、城山小でワークショップを開くことになっていて、これを前に児童たちが現在の展示で気になることを確認しました。 見学する児童: 「この漢字とかは ふりがながあれば」 「画面が小さいが被害者の言葉を実際に聞ける事が良かった」 長崎市平和推進課 学芸員 後藤杏さん: 「今回意見をいただいて、少しでも多くの若い人たちを惹きつけるような展示を実現していけたらと思います」 長崎市では、城山小を含め8月までに3回のワークショップを開き、資料館の展示に関する意見やアイデアを集めて基本設計に活用する方針です。
長崎放送