NPB未経験の25歳右腕が異例のルートでメッツとマイナー契約、米報道「おもしろい話だ」
MLB公式サイト「MLB.com」でメッツを担当するアンソニー・ディコモ記者が9日(日本時間10日)、メッツが迫勇飛投手(さこ・ゆうひ、25)とマイナー契約を結んだことを報じた。NPBを経ずに米球界入りした異例の経歴に、同記者は自身の「X」(旧ツイッター)で「おもしろい話だ」と紹介し、マイナーでは先発で起用される可能性が高いことも記した。 迫は、東洋大姫路高(兵庫)、履正社医療スポーツ専門学校(大阪)を経て社会人野球のカナフレックス(滋賀)でプレーした右腕。22年以降はオーストラリアのキャンベラ・キャバルリー、米独立リーグのニュージャージー・ジャッカルズなどでもプレー。ジャッカルズでは今季、16試合に登板(うち先発15)し、6勝3敗、防御率3・40をマークし、103回を投げて92三振を奪った。 メッツには千賀滉大投手(31)も所属。ヤンキースからFAになっていたJ・ソト外野手(26)と15年総額7億6500万ドル(約1147億円)の史上最高額契約を結んだことでも話題になった球団だ。NPB球団を経ずにメジャー球団とマイナー契約を結ぶのは異例。新たな道を切り開くかに注目だ。
報知新聞社