最も稼いでいるのは? バルセロナの最新年俸ランキング4位。DF陣の最高額! ポジションへのこだわりは弱まった?
「年俸」はサッカー選手を評価する指標の一つだ。世界的名門バルセロナで最も高額な給与を手にしているのは誰なのか。今回はバルセロナ所属選手の年俸ランキングを順位ごとに紹介する。※推定年俸は『Capology』を、スタッツは9月14日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
4位:ジュール・クンデ(フランス代表) 生年月日:1998年11月12日(25歳) 推定年俸:1355万ユーロ(約21.6億円) 23/24リーグ戦成績:35試合1得点2アシスト バルセロナのDFで最も高い給料を受け取っているのはジュール・クンデだ。年俸は1355万ユーロ(約21.6億円)で、全体で4位である。 クンデは2022年夏にセビージャから加入した選手で、すぐにレギュラーに定着した。しかし、加入直後から起用法が話題になった。クンデはセンターバックでのプレーを強く望みながらも、バルセロナでは右サイドバックを担当することが多く、ポジションへの強いこだわりから移籍が噂される時期もあった。 そんな希望を汲んでのことなのか、前監督のシャビはセンターバックでも起用していたが、クンデが右サイドバックを務めた方がチーム全体のバランスが取れることが多かった。右ウイングを務めるラミン・ヤマルとの縦の関係が非常に良好な上、左サイドはやや攻撃に偏ったところがあり、得意の攻撃参加を自重しながら守備を引き締めるクンデの存在は重要だった。 ただ、ハンジ・フリック監督体制でクンデは自分を犠牲にする覚悟ができている様子。スペイン『AS』に対して同選手は、「以前はセンターバックの方が好きだったけど、いまはサイドバックも好き。監督が求める場所でプレーすると伝えてある」と話していた。実際、今シーズン開幕からの4試合では全て右サイドバックで先発しているところで、シーズンを通して右サイドバックでプレーする可能性がありそうだ。
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