上司が昔のガソリンは100円以下と言っていましたが本当ですか?なぜ今はこんなにガソリンが高いのでしょうか?
ガソリン価格が下がるきっかけとなった社会情勢
レギュラーガソリンの価格が下がるきっかけとなった社会情勢には、以下のものが挙げられます。 ●リーマンショック ●コロナショック リーマンショックでは、原油先物市場から投資マネーがそのほかの投資に流れ、原油価格が下落しました。また、アメリカの原油輸出解禁により、世界全体の原油量が増え、原油価格が下がっています。 2020年のコロナショックでは、世界各国の相次ぐロックダウンにより外出禁止措置や多国間の移動制限が発せられました。そのため、世界的に原油の消費が減り、原油価格が下落する事態が起きています。
近年のガソリン価格の高騰は不安定な社会情勢の影響が原因となっている可能性がある
原油価格はおもに需要と供給のバランスで成り立っています。そのほかにも輸送コストや税金、社会情勢などに影響を受けます。 特に近年ではロシア、ウクライナ戦争などの不安定な社会情勢の影響からガソリン価格の高止まりが続いており、先行きは不透明となっているようです。ガソリン価格は、今後も需要と供給のバランスにより価格が変化すると予想されるため、どのように推移するのか注目です。 出典 経済産業省 資源エネルギー庁 石油製品価格調査<調査結果一覧> 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部