「空飛ぶタクシー」のジョビ-、世界に先駆けドバイでサービス開始へ
(ブルームバーグ): 「空飛ぶタクシー」を開発する米スタートアップ、ジョビー・アビエーションは世界に先駆け、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国でサービスを開始する見通しだ。
ジョビ-のボニー・シミ社長はインタビューで、ドバイとの提携は今年の発表後に進展し、他国・地域よりも「そのアプローチにおいてやや先行している」と発言。「従ってドバイで最初にサービスを開始できるようになった」と述べた。
同社は電動エアタクシーの操業に関してドバイとは6年間の独占契約を結んでいる。操業開始を2025年中、商業化を26年早期までに目指すと2月に話していた。シミ社長はこの重要な目標を25年末にも達成できるかもしれないと述べた。
ドバイ政府は経済的支援を提供するだけでなく、規制当局ではジョビ-に特化したリソースを用意し「できるだけ早く、可能な限り安全に当社が動けるよう最大限の障壁を取り除く」手助けをしてくれているとシミ社長。こうした支援が「サービス開始のリスク除去」を財務面で助けてくれるだろうと述べた。
「空飛ぶタクシー」のジョビ-、推力システムの認証計画をFAA受理
原題:Air Taxi Startup Joby Sees Start of Dubai Services Before the US(抜粋)
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Leen Al-Rashdan