「スズキ スイフト」が7年ぶりにフルモデルチェンジ!新開発エンジンを搭載したその実力&歴代スイフトとの違いは!?
1.2Lエンジン、CVTも新開発。25.4km/Lの燃費をマーク
エンジンは新開発の直列3気筒1197ccのZ12E型(82PS)を搭載。マイルドハイブリッドの仕様も設定し、低速から滑らかに上昇するトルク特性による街乗り走行での軽快感を実現することで、燃費性能と走行性能の両立を図った。 組み合わせるCVTも新開発し、マイルドハイブリッドのCVT車で24.5km/L(先代は21.0 km/L)を実現。さらに、スズキでは国内で初めて設定したマイルドハイブリッドの5速MT車では25.4km/L(先代は21.8km/L)の燃費をマークしている。 先進安全装備はミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせたデュアルセンサーブレーキサポートIIに進化。画角や検知エリアを拡大し、検知対象に自転車や自動二輪車の検知にも対応する。 また、前後バンパーに装着された超音波センサーにより、衝突の可能性があると判断した場合に被害軽減・衝突回避を試みる低速時ブレーキサポート(前進・後退)を採用する。 ハイブリッドMZには、ミリ波レーダーと単眼カメラによりハイビームの照射範囲を制御するアダプティブハイビームシステム、スズキ小型車初採用となる電動パーキングブレーキを装備。アダプティブクルーズコントロールも停止保持機能付きとなる。 そのほか、ナビゲーション横に取り付られけたカメラでドライバーの顔情報を認識し、取得した顔情報から居眠りや眠気、脇見を検知して注意を促すドライバーモニタリングシステムをスズキで初採用(ハイブリッド系にオプション設定)した。 装備面では、9インチ大型ディスプレイオーディオを採用。メーカーオプション設定のオーディオは全てスズキコネクトに対応する。スズキコネクトは従来から設定していた緊急通報やトラブルサポート、リモートエアコンなどに加え、新たに警告灯点灯と連動し、警告灯点灯のディスプレイ通知やディスプレイ操作によるコールセンターへの通信などの機能が新たに搭載されている。 新型スイフトは、歴代スイフトで培ってきたデザイン性や走行性能に加えて、安全装備や利便性の高い装備を充実させた、スズキらしい「日常を楽しめる」クルマと言えそうだ。