巨人、楽天を自由契約の田中将大を獲得へ! 菅野智之のメジャー挑戦で先発の補強が課題、日米197勝のマー君に白羽の矢
巨人が、楽天を自由契約になった田中将大投手(36)を獲得することが16日、分かった。球界関係者によれば、入団は決定的とみられる。 ◆里田まい、田中将大に”家族ショット”の熱烈エール【写真複数】 今季15勝3敗と1人で12個の貯金をした菅野が海外FA権を行使してのメジャー挑戦をする巨人は、先発の補強が大きな課題だった。ソフトバンクからFA宣言した石川柊太投手の獲得に動きながら争奪戦に敗れたものの、日米通算197勝と抜群の実績を誇る田中に白羽の矢を立てた。 田中は昨年に右肘を手術。今季は思うように調子が上がらず、1軍でわずか1試合の登板。プロ18年目で初の未勝利に終わったが、巨人は慎重に調査を重ね、復活はできると判断。阿部監督も獲得を熱望したようで、田中にオファーを出した。 田中はこのオフ、楽天からは今季の2億6000万円(推定)から減額制限(1億円超えは40%)を超える提示を受けたが同意せず、自ら望んで自由契約になっていた。あと3勝に迫った日米通算200勝は新天地で挑むことになる。 巨人には同じ1988年生まれで、兵庫県伊丹市の少年野球チーム、昆陽里(こやのさと)タイガースでバッテリーを組んだ坂本がいる。ともに高校卒業後の2007年にドラフト1位でプロ入りした幼なじみ。巨人入りが正式に決まれば、プロ入りしてから初めて、同じユニホームを着ることになる。
中日スポーツ