ソロデビューしたMASHIHOが充電期間に気づいた「自分と音楽の関係」を語る
◇「3曲が紡ぐストーリー」にも注目してほしい ここで少し質問を変えて「最近印象的だった出来事は?」と聞くと、こんな答えが返ってきた。 「IMP.の佐藤新くんと6年ぶりに再会して、一緒に『Just the 2 of us』のダンスチャレンジ動画を撮ったことですね。高校のときからの友人で、当時は毎日のように会っていたんですけど、僕が韓国に行ってからは向こうも忙しいし、なかなか会えなくなっちゃって。 久々に顔を合わせて、お互いに“変わってないなあ”とか言い合って、好きな音楽についてとか、またちょくちょく会おうかっていう話をしました。 当時は、新くんも僕も仕事の話というよりは何気ない会話ばっかりで、単純に友達って感じだったけど……今、こうして会えて“頑張ってるね”“あのときから頑張ってきてよかったよね”って話せるようになったのが、すごくうれしかったです」 偉大な先輩たち、そして同時代にカルチャーシーンの最前線を走る仲間の存在。そこから大きなインスピレーションを受けているMASHIHO。その飽くなき創作意欲は、デビューから3か月連続というリリースだけでなく、それぞれが異なったテイストを持つ楽曲であることにも表れている。 「1stの『Just the 2 of us』は、“始まり”にふさわしい明るく爽やかなサマーソングでしたが、2ndの『Dance with me』は打って変わって、エモーショナルなR&Bナンバー。セクシーで大人っぽい雰囲気とともに、心地良さも感じ取っていただける曲だと思います。 3rd『Be mine』には、さらに深い感情が込められていて、かなり攻めたスタイルにもなっているだけに高い技術が必要とされるので、自分へのチャレンジという意味合いで作った曲です。 ……ここだけの話、僕自身も出来上がって初めて“この3曲のストーリーって、つながっている”と気づいたんです。すごく不思議ですよね。なので、皆さんにはそういった連続性も意識してもらいつつ、楽しんでくれたらうれしいです」 ソロアーティストとしての道のりは始まったばかり。これからの活動に向けて、日々ソングライティングに励んでいるMASHIHOは、ある意外な場所を“お気に入りの作業スペース”として明かしてくれた。 「歌詞を書くときは基本、お風呂なんです。すごく落ち着くし、集中できるんです。湯舟に2~3時間浸かりながら、ずっと考えて。なんでお風呂なのか、自分でもよくわからないんですけど(笑)」 ◇CLOVERに驚きと喜びを味わってもらいたい これから先、CLOVER(ファンネーム)とやりたいことは? そう聞くと、「たくさんありすぎて」と頭を悩ませたMASHIHOの口から、こんなアイデアが飛び出した。 「僕、サプライズが好きなので、CLOVERの皆さんにも驚きつつ喜んでもらえるようなことをしてみたい。これは計画されているものとかじゃなくて、ただの妄想なんですけど……たとえば新曲がリリースされたタイミングで、カラオケで歌っているCLOVERのところにサプライズで現れて踊っちゃう、フラッシュモブのようなイベントとか。 あと、もしも海外でツアーができたら、CLOVERが移動するための飛行機を貸し切ってライブをしちゃうとか、実現したら楽しそうですよね。夢みたいな話ですけど(笑)」 最後に、9月1日(日)に大阪なんばhatch、9月6日(金)に横浜のKT Zepp Yokohamaで開催される初ファンミーティング『MASHIHO presents, 1st Fan meeting “4 my clovers”』について、ニュースクランチのインタビューにだけ、ネタバレを少し明かしてくれた。 「9月のファンミーティングまでに公開される僕のオリジナルソングは、3曲なんですけど……ですけど!? ……ここまでにしておきます(笑)。たくさん楽しんでいただけるように準備中なので、期待していてくださいね」 (取材:菅原 史稀)
NewsCrunch編集部