後半終了間際に1点を返した遠藤航(C)Getty images

【サッカー日本代表・ニュース】サッカー日本代表は19日、『AFCアジアカップカタール2023』のグループステージ2戦目でイラク代表と対戦し、1-2のスコアで敗れた。試合後フラッシュインタビューに応じた遠藤航が、この一戦を振り返った。 ●【動画】日本代表ベトナム戦をボード解説！ポイントは「ピン止め」

初戦でベトナム代表に勝利した日本代表は、第2戦目でグループ最大のライバルと位置付けられているイラク代表と激突。勝てばグループステージ突破が決まる重要な一戦に挑んだが、アジアの戦いは決して甘くなかった。 前半は開始早々の5分に失点を喫した日本が、失点後はボールを支配し、リズムを取り戻し始めていたが、前半アディショナルタイムに再び失点を喫し、前半を2点差で折り返した。 主将の遠藤航は、試合後に「前半の入りが良くなかった。失点後は自分たちもチャンスを作れていたが、相手がラフに入れてくるところでのセカンドボールや球際のところでかなり上回られて、厳しい戦いになった」と前半のパフォーマンスを悔やんだ。 後半は選手やポジションの変更によって攻撃の迫力も生まれ、前半以上に日本が押し込む展開を作ることができていたが、遠藤がCKから頭で沈めた1点を返すに留まった。後半のパフォーマンスについて遠藤は、「得点を取りにいかなければいけなかったので、最後まで攻めの姿勢は見せられたが、2失点していると難しい。この結果を受け入れて次に切り替えたい」と前を向いた。 24日に行われるインドネシア代表との最終節でグループステージ突破を懸けて戦うことになる。前半に2失点を喫し、球際やセカンドボールのバトルで劣勢を強いられた前半の反省を活かし、「戦術どうこうあると思うが、しっかりとベースの部分に戻って、次の試合に戦いたい。チームとしては勝ち点3を取りにいくだけ。最初から勢いを持って試合に入って、勝てるようにしたい」と必勝を誓った。