それでもギャラガーはチェルシーに残りたい 他の選手と同様の長期契約を熱望、一方アトレティコは返答期限を設定
去就に揺れているギャラガー
チェルシーMFコナー・ギャラガーは、7月に提示された契約延長オファーを断り、現在アトレティコ・マドリード移籍に近づいていると報じられている。エンツォ・マレスカ新体制において、この生え抜きMFの去就は依然不透明となっている。 2度にわたるオファーを断ったものの、ギャラガーはまだ他クラブへの移籍を決断したわけではないようだ。英『Daily Mail』によれば、ギャラガーは先に提示された1年間の延長オプション付きの2年契約に満足していないが、中盤の他の選手と同じ長期契約を望んでいるという。2度のオファーを断ったことで移籍するつもりなのではと思われていたギャラガーだが、アカデミーから所属したクラブを離れるのは本意ではないようだ。 しかし、ポゼッション主体のマレスカ体制ではギャラガーのプレイスタイルは適さないと考えられているようで、主力としてプレイできないことをギャラガーに伝えたとも報じられている。チェルシーにはエンソ・フェルナンデス、モイセス・カイセド、キーナン・デューズバリー・ホール、そしてロメオ・ラヴィアと才能あるMFが豊富に在籍しており、ギャラガーの序列はそれより下だと考えられているようだ。 一方、アトレティコ・マドリードはチェルシーからの返答を待っており、3400万ポンドの取引に合意する期限をこの週末までに設定したという。 チェルシーが折れて長期契約を提示し、ギャラガーは愛するクラブでバックアッパーの立ち位置を受け入れるのか、はたまたスペイン挑戦を決断するのか。答えはまもなく出ることになるようだ。
構成/ザ・ワールド編集部