「息子を逮捕してほしい」熱湯入りのやかん投げつけられ…80代父親が全治4週間やけど 傷害容疑の54歳男「俺が父親に熱湯をかけた」
去年12月、北海道共和町で同居する80歳の父親に熱湯が入ったやかんを投げつけて、やけどを負わせたとして54歳の男が逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、共和町国富に住む54歳の無職の男です。 男は去年12月28日午後3時ごろ、自宅で同居する80歳の父親に対し、熱湯が入ったやかんを投げつけて、やけどを負わせた疑いが持たれています。 父親は、両足の甲から足首にかけて全治4週間のやけどです。 被害にあった父親が6日、「息子にやかんを投げつけられ、お湯がかかった。やけどをした。息子を逮捕してほしい」と警察に申告したことで事件が発覚。 警察は、裏付け捜査を進め、容疑が固まったとして7日、男を逮捕しました。 取り調べに対し、54歳の無職の男は「俺が父親に熱湯をかけたことに間違いない」と話し、容疑を認めているということです。 この親子をめぐるトラブルや相談が過去にあったかどうかはわかっていません。 警察は、当時の状況を調べるとともに、男が日常的に暴力をふるっていなかったかどうか調べています。
北海道放送(株)