角田大和が弟死去後初勝利「レース後には大河の顔が浮かびました」ファンから温かい声援
角田大和騎手(22)=栗東・角田=が17日、中京3Rで5番人気のカレンワッツアップに騎乗して今年のJRA9勝目を挙げた。 【写真】角田大和&大河騎手 初々しい兄弟ショット 好位追走から直線で力強く伸びると、最後は2着馬との激しいたたき合いを首差制した。角田和は「終始ズブくて2角からムチを入れながらでした。最後は追い比べで勝つことを意識しました」と振り返った。弟の角田大河騎手が死去してからはこれが自身初の勝利。「レース後には大河の顔が浮かびました」としみじみと語った。 口取り式ではウイナーズサークルの周りに多数のファンが集まり温かい声援を送られると、笑顔で応じていた。