インドの国民的大スター製作&主演は人気インフルエンサーで送る感動作「花嫁はどこへ?」4日から日本公開
「第48回 トロント国際映画祭」でお披露目され、スタンディングオベーションを受けるなど各国の映画祭で喝采を浴び、米レビューサイトの「Rotten Tomatoes(ロッテントマト)」では、驚異の満足度100%が続く感動のインド映画「花嫁はどこへ?」が、10月4日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほかにて公開される。 【写真】Instagramフォロワー数なんと1000万人超の女優ニターンシー・ゴーエル 全ては、ありえない〝かん違い〟から始まった――。運命のいたずらを幸せに変える感動の物語! 同じベールで顔が隠れた2人の花嫁が、花婿の家へ向かう満員列車の中で取り違えられた!? 奇想天外に始まるのは、育ちも性格も全く異なる2人の女性の想定外の人生。世界中の映画ファンを魅了している話題作が、ついに日本公開となる。 プロデューサーは、スーパーヒット作「きっと、うまくいく」などの主演で圧倒的人気を誇るアーミル・カーン。2013年には米「タイム」誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた、インドが誇るカリスマだ。 自身が審査員を務めるコンテストで、本作の原案となる脚本を発掘し、キラン・ラオに監督を託した。キランは監督デビュー作「ムンバイ・ダイアリーズ」で、いきなり「トロント国際映画祭」プレミア上映の栄誉を受け、ムンバイ映画祭の理事を務めるなど、インド映画界を担う逸材だ。 これまで、ともに数々のヒット作を生み出してきた2人がタッグを組み、新たな傑作が誕生した。 本作で、慣習に従い決められた道を歩んできたが、自らの足で未来へ踏み出そうとする主人公の花嫁・プールを演じたのは、本作で映画初主演を果たしたニターンシー・ゴーエル。2007年生まれで、52都市で開催された北インドのミス・ジュニアのオーディションで、6000人の中から選ばれ、2012年「僕はドナー」(日本では映画祭上映のみ)で子役デビュー。以降、テレビで人気子役として活躍し、テレビCMにも多数出演している。 さらにインフルエンサー、モデルとしても大人気で、インスタグラムのフォロワー数はなんと1081万人!(2024年10月2日時点)あの、渡辺直美越えのフォロワー数というから驚きだ。 今回のキャスティングは、全てオーディションだったといい、本作のキラン・ラオ監督は「当時はコロナ禍だったため、俳優たちが自分で録画した動画での審査だったが、ニターンシーの動画を見た瞬間、プールを見つけたと思った」と、運命的な出会いだったことを明かしている。 そんな監督の期待に応え、普段は10代らしいキュートで華やかな印象のニターンシー・ゴーエルだが、本作では夫とはぐれ、不安げな表情を見せる序盤から、さまざまな人との出会いで人生を学び、少しずつ変化していくプールを体現。本作プロデューサーで〝インドの国宝〟アーミル・カーンも、大満足のキャスティングとなった。 そのほか、もう一人の花嫁で、向上心に燃えて広い世界を目指そうとする一方、弱い立場の人々や傷ついた人を温かく励ますジャヤ役に、映画デビューとなる新鋭プラティバー・ランター。そして2人の間で、運命のいたずらに翻弄される、純粋で愛情深いディーパクを演じたのは、アーミル・カーンに才能を見いだされたスパルシュ・シュリーワースタウ。ニターンシー同様、オーディションによって大抜擢された、期待のライジングスターたちの競演も見どころのひとつだ。 先日、「第97回 米アカデミー賞」の国際長編映画賞のインド代表に選出されたことが発表され、注目度が高まる本作で輝きを見せた若手俳優たちが、世界に向けてどう羽ばたいていくか、日本公開でいち早く確かめてほしい。 「花嫁はどこへ?」 10月4日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか 全国公開 インド、大安吉日。同じ赤いベールで、顔が隠れた2人の花嫁が、たまたま同じ満員列車に乗り合わせて―!? 2001年、とあるインドの村。プールとジャヤ、結婚式を終えた2人の花嫁は、同じ満員列車に乗って花婿の家に向かっていた。だが、たまたま同じ赤いベールで顔が隠れていたことから、プールの夫・ディーパクがかん違いしてジャヤを連れ帰ってしまう。 置き去りにされたプールは内気で従順、何事もディーパクに頼りきり、彼の家の住所も電話番号も分からない。そんな彼女を見て、屋台の女主人が手を差し伸べる。一方、聡明で強情なジャヤは、ディーパクの家族になぜか夫と自分の名を偽り告げる。果たして、2人の予想外の人生のゆくえは──? 前代未聞の〝かん違い〟から始まる、最高に幸せな感動作! プロデューサー:アーミル・カーン、ジョーティー・デーシュパーンデー 監督・プロデューサー:キラン・ラオ 出演:ニターンシー・ゴーエル、プラティバー・ランター 2024年|インド|ヒンディー語|124分|スコープ|カラー|5.1ch|原題Laapataa Ladies|日本語字幕:福永詩乃 応援:インド大使館 配給:松竹 © Aamir Khan Films LLP 2024 (よろず~ニュース編集部)
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