イブのあたたかい気持ちを毎日 東京・代官山のクリスマスカンパニー 日本初の専門店 現着しました! 現着しました!
街に出るとクリスマスソングが聞こえる時期が来た。渋谷区の「代官山クリスマスカンパニー」は、日本初のクリスマス専門店。昭和60年の開店から、クリスマスに関連する雑貨やお菓子を取り扱っている。ここに来れば「364日、クリスマスイブ」だ。 【写真】大きなクリスマスツリーが出迎える 、クリスマスカンパニー ■5万点の商品 すっかり日も落ちた午後6時ごろ、東急東横線の代官山駅から歩くこと約5分。おしゃれな洋服店などが立ち並ぶ中、きらびやかなショーウインドーにつられ入店すると、色とりどりのクリスマスグッズが並んでいる。 ツリー、リース、オーナメント(つり飾り)、雪景色をカプセルに閉じ込めた「スノードーム」…なんと商品数は約3000種類、5万点に上るという。眺めているだけで目が回りそうなほど、店内は豪華でメルヘンな雰囲気だ。 リースなどの飾り付けに使われるというリボンの品ぞろえは特に圧巻である。デザインや太さの異なるリボンは千種類を超え、見ているだけでも気分が上がる。 センスに自信がない、飾り付けが難しいというお客さん向けに、色やテイストなどの要望を聞いて飾りを作る有料サービスも行っている。 ■一年の思い出に オーナーの山崎公美(くみ)さん(56)のおすすめは「グラスオーナメント」。口で吹いて膨らませる「ブローグラス」のオーナメントは、店にあるものの多くがヨーロッパ製で、一つ一つ手作りされている。 使われている色の多さに比例して値段も上がってしまうが、照明を受けて色鮮やかにきらめくため、たった1つでも一気にツリーを華やかにしてくれる。 山崎さんは、「ツリーは同じでも、その年の思い出にと、毎年少しずつ飾りを買っていくご家族も多い」とうれしそうだ。 家族全員が選べるよう、スタンダードなものはもちろん、ミニカーなど子供向けのオーナメントも取りそろえている。種類は1050に上るため、自分の好みにぴったりの飾りが見つかりそうだ。 ■日本初の専門店 同店は、バブル景気を直前に控えた昭和60年にオープンした。開店当初から足を運んでいた山崎さんはあるとき、当時隣にあったサンドイッチ店で「会社が買い取り先を探している」と耳にする。
【関連記事】
- 全部◎だけど…野球強豪校に次々落とされ 「横暴性が校風にあわない」とはじかれる 話の肖像画 元プロ野球選手・張本勲(84)<5>
- ぬれぎぬで甲子園の夢断たれ、死ぬ覚悟 「部長はこの野郎と思ったんじゃないでしょうか」 話の肖像画 元プロ野球選手・張本勲<7>
- 中国当局の盗聴におびえ、筆談で脱出計画 自ら働くと「社長から賄賂」の疑い、失業恐れ 話の肖像画 夢グループ創業者・石田重廣<19>
- 乗船予定の船が転覆し母は帰国を断念 どこでお金を…「恥かきっ子」と呼ばれた幼少時代 話の肖像画 元プロ野球選手・張本勲<4>
- プロ野球選手を目指し、東北高校へ 中学時代に練習試合ができなかった、驚きの事情 話の肖像画 夢グループ創業者・石田重廣<7>