【アルゼンチン共和国杯・生情報】激走注意! 色気ありのマイネルメモリー&マイネルウィルトス〝宮厩舎2頭出し〟
[GⅡアルゼンチン共和国杯=2024年11月3日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2500メートル] ケフェウスS(5着)以来となるマイネルメモリー(牡4・宮)は無事に前日輸送。今回は激走ムードが漂っている。「前走時はマイナス6キロで筋肉が落ちていい体つきじゃなかったし、放牧から帰ってきて2週間の調整でタイトで疲れも残っていた。今回は木曜の計量で474キロ。輸送で大きく減らすタイプではないし、前走時とは状態が違います」と担当の宮助手は前回とは雲泥の差とキッパリ。 「稍重で勝っていますし、ピッチ走法で重心の高い走りなので雨は残ってほしいですね。人気のサヴォーナと対戦して大きく離されていたわけでもなかったし、斤量差も2・5キロある。(勝つなら)ここかな、と思っています」と同助手は色気十分だった。 一方、僚馬で目黒記念(5着)以来となる古豪マイネルウィルトスは1日に東京競馬場へ移動。「休み明けになるけど、調教の動きは合格点やね。東京芝2500メートルは惜しい競馬を続けている舞台。8歳になったけど、調教で馬場へ出しても泣きながら走っているし、馬っ気もあって寂しがり屋。あれがなくなってしまうと走らなくなるんやろうな。雨が残っている馬場はこの馬向きなのでタイトルを取らせてあげたいね」と増井雅助手は8歳にしての重賞初Vに期待を込めた。
東スポ競馬編集部