CBで先発出場のチェイス・アンリ、勝利に貢献し「自分が出て勝つのが嬉しい」
シュトゥットガルトのチェイス・アンリが、勝利に終わったホルシュタイン・キール戦を振り返った。 シュトゥットガルトは26日、ブンデスリーガ第8節でキールと対戦した。チェイス・アンリが2試合ぶりの先発出場を飾った試合は、立ち上がりからシュトゥットガルトが優勢に進めていくと、19分にエル・ビラル・トゥーレのパスに抜け出したデニズ・ウンダフが冷静に沈めて先制に成功。後半にもエル・ビラルのゴールで突き放しに成功した。 ゲーム終盤はジェフ・シャボーの退場もあり、数的不利となったことで押し込まれる展開に。それでも、84分のアルミン・ギゴヴィッチの1失点に抑えて2-1の勝利。チャンピオンズリーグ第3節ユヴェントス戦に続いて公式戦連勝となった。 第6節のホッフェンハイム戦とは異なり、今回は4バックのCBで先発出場したチェイスは、試合を通して安定感あるプレーを披露。相手の力強い仕掛けに対しても巧みに体を入れたり、予測を生かした動き出しでボールをカットしたりと要所で見事な守備を見せた。 チェイスはキール戦について「前半はいろいろ難しいところがありましたけど、コミュニケーションのところなど、後半はそういうところを改善できたのが良かった」と振り返り。また、「前半一本長いボールを蹴れたと思いますけど、そういうのを増やしていければいいかなと思う」と課題を口にしている。 一方、先発出場した試合で勝利を手にしたのが、第3節のボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦以来とあって「それが一番でかい。自分が出て勝つのが嬉しい」と喜びを口に。また終盤に対峙することになった町野修斗に対しては「DFとして(動きが)嫌な感じがあった。ヘディングもワンチャン入ったんじゃねと焦りました」としつつ、「対戦できて楽しかった」と笑顔を見せた。 今後の試合に向けても「できる感覚はあるので、もっと自信を持ってやるしかない」と前を向いたチェイス。CBのシャボーが退場したこともあり、次戦もチャンスが巡ってくるか注目したい。