熊本県内では１８日朝、道路横断中の事故が相次ぎました。 玉名市では手押し車を押して道路を渡っていた高齢の女性が、また宇土市では、自転車に乗っていた高齢の女性がそれぞれ車にはねられ死亡しました。 １８日午前７時ごろ、玉名市滑石の国道５０１号線で、道路を横断していた近くに住む、宮本 ハルミさん（８４）が長洲町方面から走ってきた普通乗用車にはねられました。 この事故で、宮本さんは全身を強く打ち、意識のない状態で病院に運ばれましたが、約２時間後に死亡が確認されました。 警察によりますと、現場は国道と川沿いの道路との交差点で信号機や横断歩道はなく、宮本さんは手押し車を押して道路を渡っていたとみられています。 警察は、車を運転していた４０代の男性から話を聞くなどして当時の状況を調べています。