大谷翔平が8戦ぶり25度目マルチも好機では凡退 得点圏打率は2割2分9厘「ランナーがいない方が…」
◆米大リーグ ドジャース4―3ロイヤルズ(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【動画】フリーマンが中前適時打!ベッツが帰還でドジャース勝ち越し!! ドジャース・大谷翔平投手(29)が14日(日本時間15日)、本拠地・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、4打数2安打で8試合ぶりで今季25度目のマルチ安打をマークした。ドジャースは3点差をひっくり返して逆転勝ちし、連敗を「2」で止めた。 大谷は2、3打席目に2打席連続安打をマーク。同点の8回には1死二塁という絶好機で打席に立ったが、2番手左腕・スミスの前に遊飛に倒れた。今季ここまで打率3割9厘をマークしているが、得点圏打率は70打数16安打の2割2分9厘(1本塁打、20打点)とやや苦しめられている。特に、ランナーが二塁にいる場面では1割6分4厘と、極端に数字が悪くなっている。今季放った17本塁打も、得点圏に走者を置いては1本のみで、3ランと満塁本塁打は1本も出ていない。 前日13日(同14日)の試合後に取材に応じた際には、チャンスでの心境について問われ「基本的には変わらないですけど、ランナーがいない方が甘い球は来るもの」と話していた大谷。勝負強さが戻れば、大谷にもドジャースにもさらに勢いをもたらすはずだ。
報知新聞社