新宿駅での降車時、降りようとする人に押されて転倒し、肘をけがしました。このような場合、どんな保険が適用されますか?
通勤時以外のけがなら「傷病手当金」も可能
今回のケースでは「新宿駅での降車時」としか書かれていないため、プライベートな外出でけがを負った可能性もあります。通勤時以外でのけがで会社を欠勤することがあれば「傷病手当金」を受け取ることもできます。肘のけがといっても、業務内容によっては完治するまで仕事ができないこともあるでしょう。 傷病手当金は、自宅療養でも支給の対象になります。傷病手当金の支給条件は、連続する3日間を含んで4日以上仕事ができなかった場合です。仕事を休んだことが前提ですが、傷害保険への加入がなく、通勤時以外でけがをしたときは申請してみましょう。
日常のけがには「傷害保険」または「傷害特約」が適用できる
日常生活で負ったけがは、傷害保険から保険金を受け取れます。通勤時のけがであれば労災保険が適用されますが、プライベートで負ったけがは傷害保険を利用しましょう。単体で傷害保険に入っていなくても、自動車保険などに特約でつけていれば利用可能です。また、けがで仕事につけない場合は、傷病手当を申請することもできます。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部