『はたらく細胞』血小板ちゃんのコスプレイヤーの再現度すごっ! 幼い頃の写真に「かわい過ぎ」の声
あまりにかわい過ぎる「血小板ちゃん」
中学生コスプレイヤーの「Kapo」 さんが、 X(旧:Twitter) に投稿した、『はたらく細胞』の「血小板」 のコスプレ写真が、圧倒的なかわいさです。こちらのコスプレは、いまから約6年前、2018年7月のアニメ放送開始からわずか20日ほどで完成させたものだといいます。 【画像】えっ、可愛い! こちらがクオリティー高過ぎな『はたらく細胞』血小板ちゃんのコスプレです(5枚) イベント参加や作品撮りなど精力的にコスプレ活動をする中学生コスプレイヤーの「Kapo」さんに 、その軌跡を振り返って頂きました。 2009年生まれのKapoさんは、幼い頃からアニメが大好きな少女でした。『アンパンマン』『夏色キセキ』『艦隊これくしょん』など、さまざまなアニメを楽しんで育ちました。 コスプレを始めたのは、小学2年生のときにあるイベントに参加したのがきっかけ。地元神戸の『艦これ』同人誌イベントで初めてコスプレイヤーと出会い、会場で知り合った小さな女の子コスプレイヤーに誘われたことがきっかけでした。 小学3年生で名古屋のコスプレイベント「ホココス」に参加し、『艦これ』の「暁」をコスプレ。しかし、誘ってくれた2歳下の知名度のある女の子に比べ、なかなかカメラマンさんに注目されない経験をします。この経験から「2歳も下の女の子が活躍しているんだから自分ももっとがんばりたい、負けたくない」という強い思いが生まれ、「暁」の艤装も作り直し、親子で本格的にコスプレを始めることになりました。 以来、さまざまなイベントに参加するようになり、小学4年生(2019年)の時にはフォロワー1万人を達成。5年生(2020年)でフォロワー2万人を達成、小学6年生(2021年)で中学受験に備えるために1年間活動を休止し、見ごとに第1志望の名門中高一貫校に合格しました。 しかし、復帰してからは1年のブランクと、身長や外見が小学校の頃とは変わったことにより、コスプレ再開してからすぐには苦戦したそうです。アニメ『リコリス・リコイル』の大ヒットとともに、「井ノ上たきな」のコスプレが当たりコスプレイヤーとして再び認知が高まりました。2024年現在はフォロワー数も4万人を超えています。 今回、久しぶりにXに投稿した『はたらく細胞』の血小板ちゃんは、Kapoさんの2作目で、まだウィッグもカラコンも使ったことのない頃のコスプレです。アニメの2018年7月放送開始時は、まさにKapoさんがコスプレを始めたタイミングであり、家族で観てその面白さに衝撃を覚え、「これだ!」と早速1話放送後にコスプレ準備にかかったそうです。 血小板の衣装は、実にシンプルかつ工夫を凝らした手作りでした。基本となる衣装は、ユニクロで購入したTシャツと手持ちの白い短パンを使用。長靴は近所の子供服店で買い、ビニールテープで白い部分を追加して完成させました。 小物作りでも創意工夫が光ります。白いキャップにお母さんが「血小板」の文字を手書きし、手持ちの黒いリュックにGP1bのラベルを貼り付けました。その他にも、100円ショップで購入したバスケットにハート型の穴を開けたり、缶詰の包装を再利用して凝固因子を作ったりと、身近な材料を活用。最後にホームセンターで誘導棒を購入して、血小板らしい装いが完成したそうです。 幼少期からの情熱と工夫を重ねてきたKapoさんの、今後の活躍がますます楽しみです。
乃木章