【ガーデニング薔薇だより】ピンクのバラに癒されたい!魅惑のピンクローズ8選&一緒に植えたいお似合いの草花
「花の女王」と称されるバラには、さまざまな花色や品種がそろっています。なかでも「ピンクのバラ」はロマンチックな色合いで心を和ませる愛されバラ。 【写真10枚】エレガントに咲き誇る鮮やかなピンク色のバラ。2枚目以降でピンクローズの魅力あふれる花姿をじっくり紹介します! 今回は、夢見る乙女のように愛らしいピンクのバラの魅力や、おすすめ品種を参考価格とともに紹介します。 記事最後にはピンクのバラと一緒に植える植物選びの極意もお伝えしますので、下草選びの参考にしてくださいね。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「ピンクのバラ」にまつわるあれこれ
・ピンクのバラの魅力 ・ピンクのバラのおすすめ品種8選 ・「ピンクのバラといっしょに何を植える?」ローズガーデニングの極意
やっぱりピンクのバラが好き!「ピンクローズの魅力」
●ロマンチックで愛らしい色合い ピンクのバラの花言葉は「上品」「しとやか」「感謝」「幸福」など。 甘く優しい色合いは誰からも愛され、誕生日や記念日などの贈り物でも普遍的な人気があります。 ●多様な花色 ピンクとひと口に言っても、淡いピンクから濃いピンクまで多種多様です。 淡いピンクは赤ちゃんのような可愛らしさがあり、濃いピンクは大人っぽく華やか。ピンクのバラだけを集めても変化に富んだ風景になります。 眺めているといつのまにか安心感や幸福感にひたれそうなピンクのバラ。お庭で育てるだけはなく、切り花にして室内に飾って心穏やかなときを過ごすのもステキですね。 次ではおすすめのピンクローズを8品種、ご紹介しましょう。お気に入りを見つけたらぜひお迎えしてみてください。
【やっぱりピンクの薔薇が好き】ピンクローズおすすめ品種8選
●クイーン・エリザベス Queen Elizabeth ・系統:ハイブリッド・ティー ・咲き方:四季咲き ・樹高:180センチ程度 故エリザベス女王の戴冠を記念して作出されたクイーン・エリザベス。大輪で濃いピンクの花から気高さがあふれ、女王の名にふさわしいバラです。 ※参考価格:3500~4000円前後(大苗) ●セプタード・アイル Scepter'd Isle ・系統:シュラブ ・咲き方:四季咲き ・樹高:150センチ程度 セプタード・アイルは濃厚な香りと強い耐病性が魅力。コロンとしたソフトピンクの花が愛らしく、咲き開くにつれて中央の黄色いしべをのぞかせます。 ※参考価格:4000~5000円前後(大苗) ●ピンク・ダブル・ノックアウト Pink Double Knock Out ・系統:ハイブリッド ・咲き方:四季咲き ・樹高:120センチ程度 花弁の先が尖り、輝く星のような花が美しいピンク・ダブル・ノックアウト。優れた耐病性を持ち、乾燥にもよく耐えます。 ※参考価格:3000~4000円前後(大苗) ●オールド・ブラッシュ Old Blush ・系統:チャイナ ・咲き方:四季咲き ・樹高:120センチ程度 オールド・ブラッシュは中国からヨーロッパに伝わったチャイナローズの代表格。ルーズな印象の半八重咲きで、春~晩秋まで繰り返して開花します。 ※参考価格:3000~4000円前後(大苗) ●ボニカ’82 Bonica’82 ・系統:フロリバンダ ・咲き方:四季咲き ・樹高:140センチ程度 サーモンピンクの花が集まって、ゴージャスな房咲きになるボニカ’82。横張り性でコンパクトな樹形にまとまり、鉢植えにもおすすめです。 ※参考価格:3000~4000円前後(大苗) ●クリスティアーナ Christiana ・系統:シュラブ ・咲き方:四季咲き ・樹高:200センチ程度 クリスティアーナは枝が長く伸びるので、つるバラとしても栽培可能。淡いピンクの花から柑橘系のフルーティーな香りが漂い、病気に強く丈夫なバラです。 ※参考価格:3000~4000円前後(大苗) ●ヤング・リシダス Young Lycidas ・系統:シュラブ ・咲き方:四季咲き ・樹高:120センチ程度 深みのあるローズピンクが大人っぽいヤング・リシダス。クラシカルな雰囲気の花がややうつむいて咲き、強いティー系の香りがします。 ※参考価格:4000~5000円前後(大苗) ●ザ・フェアリー The Fairy ・系統:ポリアンサ ・咲き方:四季咲き ・樹高:100センチ程度 ザ・フェアリーはポンポン咲きの小花がキュート。細い茎に鈴なりに花を咲かせ、グラウンドカバーするように横に広がります。 ※参考価格:3000~4000円前後(大苗)
「ピンクのバラと一緒に何を植える?」ローズガーデニングの極意
ピンクのバラはラベンダーやサルビア・ゲラニウムなど、ブルーや紫の花と一緒に植えるのがおすすめ。涼やかな色合いがバラの甘さを引き締め、ピンクの華やかさをよりいっそう際立たせます。 イエローの花とピンクのバラの組み合わせは、庭を明るく活気に満ちた印象に。ジニアやルドベキアなど色鮮やかな黄色を、ワンポイント的に使うとよいでしょう。 透き通るようなベビーピンクから、落ち着きのある濃いピンクまで多種多様なバラ。お好みの色合いで庭をロマンチックに彩ってみませんか。
上園 美佳