「子どもの姿勢」“改善”望む保護者は「9割」! 姿勢の悪さの原因は? 日常生活で気を付けたいポイントは? 杉浦太陽が解説
杉浦太陽がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SBI損保 presents TOKYO こども TIMES」(毎週土曜14:55~15:00)。“パパ・ママとキッズの会話の架け橋に”をコンセプトに、保育園や幼稚園、学校の子どもたちの間で流行っているもの、子どもたちが考えていること、さらには話題の子ども向け玩具やイベントや、さまざまなジャンルで活躍するスーパーキッズまで、子どもに関するトピックを紹介します。 11月16日(土)の放送では、「子どもの姿勢」について注目しました。
◆姿勢は健康と密接な関係がある!?
近年、「子どもの姿勢の悪さ」を心配する保護者は少なくありません。最近のアンケート調査によると、子どもの姿勢を「すぐに改善したい」「この先、改善していきたい」と答えた人は全体の9割を超えています。 調査結果によると、姿勢が悪くなる場面としてもっとも多かったのが「食事中」。次いで「テレビ視聴やゲームなどの画面を見ているとき」「勉強中」の順でした。 姿勢の悪さに関連するのが、運動不足や生活環境です。最近の子どもは屋外で遊ぶことが減ったと言われていますが、運動量が少ないと体を支える筋肉がつかず、正しい姿勢を保てなくなります。 スマホやタブレットの長時間使用は、前かがみの姿勢を習慣化させます。また、自宅で使用しているイスの高さが体と合っていないという原因もあるかもしれません。 そこで気をつけたいのは、人の姿勢は健康面とつながっているということです。特に子どもの場合は、骨格が歪んだまま成長してしまう可能性も。背筋をしっかり伸ばしていないと、肺が圧迫されて呼吸が浅くなります。そうなると十分な酸素が取り込めず、すぐに疲れてしまったり、免疫力の低下などにより、風邪や感染症にかかりやすくなります。 酸素の供給量は脳の働きにも影響をおよぼします。酸素の供給量が少なければ集中力が欠け、学習能力にも関わります。 また、血行不良が生じて、首・肩のこりや腰痛も引き起こされます。お子さんの姿勢が悪ければ、バランスボールなどで運動したり、良い姿勢を心がけるよう促すなど、改善を試みましょう。専門家に見てもらうことも選択肢の1つです。 良い姿勢は、疲れにくい健康な身体を作ります。パーソナリティの杉浦は「お父さん、お母さん自身も姿勢が悪くなっていないでしょうか? それが子どもに悪い影響を与えていないか見つめ直してみてください」と呼びかけました。 (TOKYO FM「SBI損保 presents TOKYO こども TIMES」2024年11月16日(土)放送より)