田嶋陽子氏 幼少期の厳しい育てられ方明かす「母に物差しでたたかれながら勉強した」
田嶋陽子氏が12日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」にゲスト出演。9月に発売した著書「わたしリセット」(文藝春秋)にちなんでトークを展開した。 パーソナリティーを務めるフリーアナウンサーの生島ヒロシは作中の一節「自分の人生は自分だけのもの。誰もがどんな人生でも選ぶことができるんだよ。私たちには未来を作る権利と自由があるんですから。自分を解放して、人生をもっと楽しんで欲しい」を引き合いに、「まさにこうあるべきだと思うけど、こう考えるようになったきっかけは何かありますか?」とたずね、田嶋氏は「もうそれは子供時代にあると思う」と語った。 幼少期は「母親にしつけられて」と話し「『この娘をなんとか世の中に出すためには、ちゃんとした女性に育てなきゃいけない』っていうんで‥。最初は食ってけるように勉強しなきゃいけないしって、物差しでたたかれながら勉強した」と厳しく育てられたと説明。 また「今度は嫁に行かなきゃいけないから、そのためには女らしく育たなきゃいけない」と続け「『勉強しなさいね』それから『嫁に行けるように女らしくしなさい』。これ矛盾するんですよ」と語った。「今で言えば『ダブルバインド(二重拘束)』って言うんですかね。赤信号と青信号。一緒に出されたもの。子どもながらに混乱しちゃって」と振り返っていた。