センバツ高校野球 「負けなしで成長したい」 対外試合解禁 関東一、白星発進 /東京
第96回選抜高校野球大会に出場する関東一は2日、対外練習試合の解禁に合わせて、昨夏の甲子園に出場した日大三との練習試合に臨んだ。今季初戦とあって攻守ともに課題を見つけつつも、8―5で白星発進した。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 試合は町田市の日大三のグラウンドで行われた。関東一は初回、主将の高橋徹平(2年)の適時打で先制。勝ち越しを許した直後に追いつく展開が続いたが、4―4で迎えた七回、熊谷俊乃介(同)と豊泉陽(はる)(同)の適時打などで4点を追加し引き離した。 米沢貴光監督は、2本塁打を許したことに触れ、「目が覚めた。全国レベルのチームと試合ができて良い経験になった」と話した。高橋は「チームとしては初回から足が動いていなかったので、最初から攻められるようにしたい。センバツまで負けなしで成長していきたい」と、先発登板の畠中鉄心(同)は「直球が甘く入って打たれたので改善したい」と意気込みを語った。 大会は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。【小林遥】 〔多摩版〕