『勝利の女神:NIKKE』ラピがいよいよ覚醒? ウンファ達が“タクティカル・アップ”? 予告映像から「33・34章」の展開を推測
『勝利の女神:NIKKE』2周年イベントの詳細が、先日行われた生放送で綴られました。100年前の出来事を描くイベントストーリー「OLD TALES」や、「シンデレラ」「グレイブ」「ラプンツェル:ピュアグレイス」の実装といった情報に、プレイヤーたちが沸き立ちます。 【画像】ゾクっとくる…!とんでもない姿で現れたレヴィアタン(仮)。 しかし、見逃せない展開はこれだけではありません。「シンデレラ」が指揮官やカウンターズと合流した以降の、新たなメインシナリオとなる33・34章の解放も予定されており、こちらにも注目が集まっています。 33・34章の具体的な内容はまだ明かされていませんが、その一部を綴った予告映像が生放送内で披露されました。その映像には、これまでに貼られた伏線の回収と思われるシーンがいくつも挿入されており、こちらも気になるばかりです。 その映像のカットシーンを元に、33・34章でどんな展開や待っているのか。過去の伏線を交えた考察をお届けします。なお、記事の構成上、メインシナリオのネタバレを含みますのでご注意ください。 ■「ラピ」と「レッドフード」の関わりが深掘りされる? そしてSSRに向けた覚醒も? 「カウンターズ」の牽引役であり、『勝利の女神:NIKKE』の顔としても知られている「ラピ」。彼女は、かつて最強の部隊として名を馳せた「レッドフード」の力を受け継いでおり、窮地に陥るとその力を用いて立ち向かい、指揮官や仲間を救ってきました。 ラピとレッドフードに浅からぬ繋がりがあったのは既に明らかですが、出会ってからどのように接し、どのような関係を築いたのか。出会いに関しては、ラピと名乗る量産型ニケとレッドフードが顔を合わせた場面まで描かれたものの、その後の詳細なやりとりなどはまだ明かされていません。 ラピはレッドフードに憧れ、彼女のようになりたいと願い続けてきました。それだけラピに鮮烈な印象を与えたレッドフードとの接点は、誰もが気になるところでしょう。 そんな彼女の心情が、生放送の映像で改めて明かされました。「何も持っていない私が、すべてを持っていたレッドフードを継承すること自体が矛盾です」と呟く姿は、強く憧れる一方で、手が届かない無力感に悩むラピの率直な心境そのものでしょう。 また該当シーンの最後には、拳と拳を合わせるようなカットもあり、「あなたを継承するとは、どういうことか。仲間たちに……教えられたの」とラピが語りました。この言葉からは、ある種の覚悟やけじめのような雰囲気も感じ取れます。 ラピとレッドフードの関わりや、力を受け継いだ経緯など、多くのプレイヤーが気になっていた点のひとつが、33・34章で垣間見えるかもしれません。 ちなみに以前行ったインタビューでディレクターのユ・ヒョンソク氏に訊ねたところ、「ラピのSSRは出ます」との返答をいただきました。あくまで憶測に過ぎませんが、33・34章を経て成長したラピが、SSRになる……という可能性も少なからずありそうです。 ■これまで声のみだった「レヴィアタン」、いよいよ登場か? 直近のメインシナリオで戦いの舞台となったクリスタル地帯は、ヘレティックのひとり「ベヒモス」が管理していました。その力は絶大で、レッドフードの力を引き出したラピですら一蹴し、あっという間に制圧されてしまいます。 「ニヒリスター」や「リバーレリオ」、「インディビリア」といったヘレティックがこれまでに登場しましたが、ベヒモスは「フォービースト」と呼ばれている4人組のヘレティックに属しています。 この「フォービースト」のうち、ベヒモス以外だと「レヴィアタン」もメンバーに加わっています。とはいえ、レヴィアタンはまだ声のみの出演で、その見た目などはまだ明らかになっていません。 ですが、生放送で披露された映像に、レヴィアタンと思われる人物が登場。特徴的な口調や、ベヒモスとの繋がりを思わせる台詞などから、彼女がレヴィアタンである確率はかなり高めと見てよさそうです。 なお、映像に登場したレヴィアタン(仮)は、生首のような姿で登場し、視聴者に大きなインパクトを残しました。黒い液体が広がっており、そこから首だけ出しているようにも見えますが、いずれにしてもかなり衝撃的なお披露目でした。 新章ではレヴィアタンとの対決もあるのか。また、彼女の目が赤ではなく緑色という点も気になるところ。33・34章で登場する(かもしれない)レヴィアタンの活躍にも、要注目です。 ■ウンファ、エマ、ベスティーの装いが一新!「タクティカル・アップ計画」の恩恵か? クリスタル地帯におけるベヒモスとの戦いには、プレイヤーである指揮官が率いる「カウンターズ」だけでなく、「アブソルート」の「ウンファ」「エマ」「ベスティー」の3人も投入されました。 そしてラピはかつて、この「アブソルート」に所属していましたが、とある事情からウンファを傷つける形でラピは部隊を離れてしまいます。そしてこの問題はずっと解消されず、燻り続けてきました。 しかしベヒモスとの戦いが一段落した後、ようやくラピが勇気を出してウンファと向き合い、それぞれの中で一区切りがつきます。この時にウンファがエマに対して「タクティカル・アップ計画」を進めると告げました。 「タクティカル・アップ計画」がどういった計画なのかは明示されていないものの、なんらかの形で戦力を強化するものと思われます。強力なヘレティックと戦うためにも、おそらく有効な手だてなのでしょう。 ですがウンファは、この計画を推進することで「ラピの居場所がなくなってしまうのでは」と考え、これまでは乗り気ではなかったようです。しかし区切りがついたことで、「タクティカル・アップ計画」に乗り出し、エマ曰く「完璧な最強」になるべく行動を開始しました。 ここまでが、現時点のシナリオで語られているウンファたちの展開ですが、生放送の映像には「アブソルート」の3人も登場しました。しかも、その見た目は一新されており、エマはスタイリッシュに、ベスティーは装備が増え、そしてウンファも武装を携えた姿を披露します。 この3人に関する説明などもまだ一切ありませんが、「タクティカル・アップ計画」による影響だと考えれば、この一変ぶりも納得です。シナリオでの活躍にも無論期待が高まりますし、別バージョンとして新たに実装される可能性も十分あり得ます。新生「アブソルート」の活躍も、目が離せそうにありません。 33・34章の実装を含め、『勝利の女神:NIKKE』の大型アップデートは10月31日に実施されます。ラピやウンファたちがどのように描かれるのか、レヴィアタンは果たして登場するのか、当日の実装を楽しみにお待ちください。 なお生放送で流れた映像は、『勝利の女神:NIKKE』公式YouTubeチャンネルにて、10月29日に公開されました。実装に先駆けて予告映像をチェックしたい人は、そちらからご覧ください。
インサイド 臥待 弦
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