ヒロイン「松本穂香」が“小粒”“軽量級”と呼ばれても…「嘘解きレトリック」が堅調で「月9」の新路線
コスパよく稼ぐ
「オファーしても断られる可能性がありますからね。役所広司(68)や渡辺謙(65)といった大御所はNHKやTBSの日曜劇場くらいじゃないと出演しないでしょうし、大枚はたいて彼らを起用して失敗したら目も当てられません」 それよりも、軽量級のキャストで勝負ということか。 「軽量級と言われようと、これからの人を抜擢して視聴率より配信で稼げればいい。それで成功した『silent』で味を占めたフジは、配信向けのドラマづくりを進めてきました。それがとうとう月9にまで広がったということでしょう。『嘘解きレトリック』は視聴率こそ6%台ですが、TVerランキングでは総合で2位(11月27日現在)につけています。キャスティングにお金をかけず、コスパよく作っているので御の字でしょう。続編だってあるかもしれません」 来年1月期の月9「119エマージェンシーコール」の主演は清野菜名(30)で、ゴールデン帯のドラマ初主演となる。 「まだ主演しか発表されていませんが、実はいろいろな人に断れた末に清野に行き着いたと聞きます。少ない制作費で話題性のある作品を作ろうとしている苦労が偲ばれます」
デイリー新潮編集部
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