J2清水 FWタンキが7戦ぶり先発へ向け「チャンスを与えられるなら得点を決めたい」…23日・アウエー秋田戦
J2清水エスパルスは21日、アウェー・秋田戦(23日)に向け三保で一部非公開で調整した。7戦ぶり先発出場の可能性が浮上したFWドウグラス・タンキ(30)が攻撃の起爆剤となることを誓った。 188センチ、92キロの助っ人が空気を変える。首位の清水は直近5試合で2勝3敗と波に乗りきれず、この間の得点は3点だけ。1試合消化の少ない2位・長崎には勝ち点3差とされている。タンキは「次は勝つのみ」と宣言した。 7試合ぶりの先発が浮上している今回は、FW北川と2トップを組む可能性がある。「お互いの動きは分かっている」。自身はここまで公式戦2得点。新助っ人のFWアブドゥルも間もなく合流する見込みで、競争を勝ち抜くには結果を出すしかないことも理解している。「チャンスを与えられるなら、得点を決めたい。まずは勝利を忘れずにやっていく」と強調した。 チームは敵地で3連敗中。“内弁慶”を克服できなければ首位の座は揺らいでしまう。「できる限りの献身さを持って戦う」と誓った大砲。秋田の守備網に風穴を開け、“負のサイクル”を止める。(武藤 瑞基) 〇…ナイターシーズンだが、秋田戦は午後2時開始。DF吉田豊(34)は「暑ければ、しっかりボールを動かし相手を走らせる。そうすれば、いつかへばってくる。90分通しての戦い方が大事」とベテランらしくポイントを挙げた。自身は6試合ぶり先発の可能性が浮上。「秋田は長いボールを入れてくる。カバーをはっきりしていく」と、封じるイメージはできている。
報知新聞社