女性ホルモン減少による薄毛・細毛の悩みに、チェックしておきたい最新トピックス。
女性ホルモンの減少で薄毛が進行。頭皮環境を整えるケアで対策を。
「個人差はありますが、30代後半から女性ホルモンの減少によって薄毛や細毛に悩む方が増加します。生え際や頭頂部から薄毛が進みやすいので、変化を感じたら早めのケアを心がけて。自宅ではスカルプケア製品を利用して頭皮環境を整え、抜け毛を予防。さらに過剰な皮脂や血行不良を招くジャンクフードを控え、タンパク質やビタミン類を中心とした食生活を意識しましょう。また、クリニックでの育毛施術を視野に入れるのもおすすめ」(『クレアージュ東京エイジングケアクリニック』院長・浜中聡子さん)
有効成分を注射でダイレクト注入、発毛を強力にサポートする。
注射やハリ状ツールで発毛成分を注入するメディカルケアの利用者が増えている。クリニックによって注入成分や方法に違いがあるので、事前のカウンセリングが大事。 不足している発毛成長因子を補完する「Dr.sメソ治療」。冷やしながらの施術で痛みを和らげる。
【極細の3本針で頭皮をチクチク……。薬剤を注入していく。】 7種の発毛ペプチドで脱毛因子を阻害する「DR.CYJヘアフィラー(毛髪再生注入剤)」。治療により毛が太く、抜け毛が減少。
赤色LEDに育毛効果が!ホームケア用の光美容ギア。
近年の育毛研究で注目を集めているのが、赤色LED。髪を育む毛乳頭細胞にまで光が届いて活性化が期待できるそう。セルフケア用のアイテムも登場。 手持ちの帽子の内側に合わせて装着し、かぶるだけでケアができるLED照射機器。4色の光、3つのモードから選ぶことができる。
どうしても薄いところはアートメイクという選択も。
生え際や分け目など地肌が目立ってしまう部分に、毛流れを再現するヘア用タトゥーを入れる施術。地肌の透けが素早く改善できて若々しい印象になる。
撮影・天日恵美子 文・小田芳枝
『クロワッサン』1120号より
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