<種崎敦美>「わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!」インタビュー 4人のプリキュアの「気持ちは一つ」 犬組、猫組の魅力
「ひろがるスカイ!プリキュア」と「魔法つかいプリキュア!」のプリキュアが登場することも発表されている。
「さすが先輩プリキュアの皆さんは現れた瞬間から、声が聞こえた瞬間から、どちらのチームからも圧倒的な安心感と安定感を感じました。存在の安心感はもちろん、たくさん語らずとも自然と感じるそれぞれのチームの絆と安定感。私たちわんぷりチームもいつの日か、この先現れるかもしれない新しいプリキュアの皆さんにそれを感じてもらえる日がくるよう、引き続き全力で収録に臨んでいきたいなと思いました……!」
劇場版ならではの“挑戦”もあった。
「挑戦、といっていいか分からないのですが、通常のテレビシリーズでこの録(と)り方は多分ないだろうなぁというのが、今回ゲームの世界に入った時に映像がCGになるのですが、そのCGパート部分だけ本編のアフレコより先にプレスコで収録させていただいたことでしょうか。プレスコなのでお芝居は自分の間でできるのですが、ゲームの世界という特殊な場で映像のヒントがあまりない中みんなで想像力をはたらかせて、気持ちを合わせて収録していくのが難しくもあり楽しくもありました。ですので、全てが完成した映画を見るのが本当に楽しみです!」
◇みんな違ってみんないい!
「わんだふるぷりきゅあ!」では、種崎さんが演じるキュアフレンディ/犬飼いろは、長縄まりあさんが演じるキュアワンダフル/犬飼こむぎの“犬組”、松田颯水さんが演じるキュアニャミー/猫屋敷ユキ、上田麗奈さんが演じるキュアリリアン/猫屋敷まゆの“猫組”の4人のプリキュアの活躍が描かれている。個性はバラバラではあるが、種崎さんは“犬コンビ”のすごさをどのように感じているのだろうか?
「想(おも)いの純粋さと真っすぐさでしょうか。みんな元気でみんな仲良し、それがわんだふる!というのを一点の曇りもなく、心からそう思って、真っすぐ相手にも伝えられる、行動ができる。すごいなぁと思いますし、自分たちはもちろん、『わんだふる』にまわりもグイグイ巻き込んでいくところが犬組ならではかなと思います。猫組ほど『お互いを想う言葉』を伝え合うことは実はあまりないのですが、伝え合わずとも絆は強く固いですし、こむぎのしっぽはずーーっと『いろは♪いろは♪』とブンブンしているので言葉以上に伝わる真っすぐな『大好き』がたまりませんし、『みんなに』じゃなくて『いろはに』『こむぎに』と、ここぞという時に伝えてくれる言葉や想いの威力が…それはもうすごいです」