【特集】『Elin』はなぜヒットした?少しとっつきやすくなった超自由RPG、独特の倫理観も変わらない
日々たくさんのゲームがリリースされる現代。その分話題になる作品も多いわけですが、「どうしてこのゲームは人気なんだろう?」と思ったことはありませんか? 【画像全7枚】
この連載では、ゲーマーから注目を浴びているゲームがなぜ人気になっているのかを分析します。記事を読んで、流行っているゲームに詳しくなっちゃいましょう。今回は、Lafrontierが開発する『Elin』をお届けします。
名作フリゲ続編、自由すぎるRPG
本作は、2007年に公開されたフリーのオープンワールドローグライクRPG『Elona』の続編となる作品です。Kickstarterやベータテストを経て、早期アクセス版として11月1日にリリースされました。
プレイヤーは冒険者を作成した後、何も無いところで目を覚まします。そこで2人の男女に解放され、土地の権利書を得ることに。そこからはモンスターや人と戦いを重ねたり、食べられる物を集めてサバイバルしたり、世界を冒険してダンジョンや街を訪れたりといったオープンワールドRPGらしい体験ができます。今作では拠点要素が強化され、細かくハウジングができるようになっています。
独特の世界観・倫理観を持っているところも特徴で、共闘してくれるお供キャラ・ペットに少女が選べたり、□ママみ□のあるケモミミ神様を信仰したり、自分の種族を弱すぎる「かたつむり」にできたり、条件が揃えばNPCと「気持ちいいこと」ができたり……と、これは一部に過ぎません。倫理的な意味でもリミッターを外したような自由さを実現しているのです。
筆者のプレイでは、最序盤からいるNPC・フィアマがお酒を飲んで酔っ払ったためいきなり「気持ちいいこと」ができたり、高圧的な態度の監査官であるロイテルにダメ元でメイドになれと伝えたらあっさりとメイド化したりと、最初からそのぶっ飛び具合を垣間見ることができました。
このように、自由度があることで自分のプレイで起こったアレコレを人に共有したくなるというのも面白いポイントですね。
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